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書籍部門
入選

審査の結果、2冊が入選しました。

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​入選書籍1

Q-Leap式!1日10文で始める・続ける 話せる英語ドリル300文

浅場 眞紀子、愛場 吉子 著
株式会社アルク 出版編集部

この書籍の優れているところ

・忙しい方でもフレーズ暗記とリスニング力強化が1冊で1ヵ月でできる点。 ・Step2の音読ページがとにかく素晴らしいです。音の脱落、同化、連結、強調部分が一目で分かります。 フレーズを覚えながら、機能語・内容語を理解し、日本人にありがちなフラットな話し方を改善できます。

​対象とする学習者

英語初中級以上 学習目的:ビジネスフレーズを覚える、音声変化の理解を深める、抑揚や内容語・機能語について学ぶ

実際のケースでの利用方法と効果

ビジネス英語習得を目的とする初中級者が基礎の土台作りを終えた後、使うことが多かったです。今まで受講生様に機能語、内容語の説明を特に教材なしで口頭で説明していたのですが、こちらの教材に出会ってからは実際に発音練習していただいた上でのフィードバックがしやすくなりました。実際に受講生様からも「音読ページが分かりやすい!」と良い評価をいただいた教材です。使用後、Versantの点数は平均約2~3点上がりました。  また、受講生様が繁忙期でもこの教材なら少なくとも1日10文課題に合わせて宿題が出せるため、学習の継続にも大いに役立ちました。手軽で、取っつきやすい教材のため、発声がフラットな方のサブ教材としてもよく利用していました。

社会脳インタラクションを活かした英語の学習・教育-やり取りの力を伸ばす.jpg

​入選書籍2

社会脳インタラクションを
活かした英語の学習・教育: やり取りの力を伸ばす

門田 修平 著
大修館書店

この書籍の優れているところ

本書籍は、英語のコミュニケーション能力習得のために重要な社会脳インタラクションについて、そして社会脳インタラクションを鍛える学習方法を学ぶことができます。英語はコミュニケーションのツールです。英語学習者は、「海外オフィスの同僚との英語会議で進捗の確認をする」など、英語を使って達成したいコミュニケーションが必ずあります。しかし学習者の中には、シャドーイングや瞬間英作文学習といった英語の言語処理スピードを速めたり、記憶したりする認知システムを使った学習のみを行い、目標であるコミュニケーションの場面で上手く英語を運用できない経験をされる方が多くいらっしゃいます。本書籍はこういった方の英語のお悩みへの大きな解決策になると思います。社会脳インタラクションの仕組みについて理解を深め、英語学習の方法を見直すことで、英語が必要な場で活躍できるコミュニケーション能力をより効率的に身に着けることができます。

​対象とする学習者

英語を使って聞く・話す場面でのコミュニケーション能力の習得を目指すすべての学習者。

実際のケースでの利用方法と効果

まず、本書籍で社会脳インタラクションの仕組みを知識として勉強し、文法や語彙などの言語能力以外に英語コミュニケーションを円滑に行えるようになるために不可欠な要素があることを理解します。 その後、シャドーイングなどの自己学習やレッスンなどの会話練習で社会脳インタラクションを活性化させます。 例えば、シャドーイングはレベルに合わせてドラマや映画などの動画のある素材を使い、役になり切ってジェスチャーや表情を真似しながらシャドーイングを行います。レッスンでは、相手との文化的違いがある場合には、相手の認識を意識しながら会話練習をします。 このように、認知システムだけでなく社会脳インタラクションに注目して英語の学習を進めていくことで、英語で会話ができる力を身に着けることができます。

著者のコメント

 私は第二言語習得研究です。特に、心理言語学、応用言語学などの認知システムからのアプローチ、すなわち、第二言語としての英語が、どのようにして知覚・処理され、記憶・学習されるかそのしくみ(認知メカニズム)について研究してきました。これに最近は、「社会脳インタラクション」をもとにした社会認知システムからのアプローチが加わりました。その契機となる、小著『社会脳インタラクションを活かした英語の学習・教育』(大修館書店)が、英語コーチング協会(JELCA)アワード2023・書籍部門入賞(20231220付)に輝く栄誉を頂戴したことは大変喜ばしいことと受けとめております。ここにアワードの選出にご尽力いただいたすべての方々に、深く感謝申し上げます。

門田修平

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